本作の主題歌「クスノキ ―閃光の影で―ver.(仮)」が情報解禁となりました。
本作を手がけ、長崎出身で被爆3世である松本准平監督からの「祖父たちの被爆体験を受け継ぎ平和を次世代に伝えるべく、映画のエンディングを飾る主題歌を福山さんに担当していただきたい」というオファーに、同県出身のアーティストである福山雅治さんが応え、2014年に発表した自身の楽曲を本作のために新たにアレンジ。
楽曲「クスノキ」は、爆心地から800メートルの地点で被爆し一時は枯死寸前となりながらも、驚異の生命力で今もなおたくましく生き続ける山王神社(長崎市)の“被爆クスノキ”が題材になっています。
今回主題歌に起用される「クスノキ ―閃光の影で―ver. (仮)」は、福山さんがプロデュース・ディレクションを行いレコーディングされた、スミ役の菊池日菜子さん、アツ子役の小野花梨さん、ミサヲ役の川床明日香さんの3人が歌唱したバージョンとなっています。
また、使用楽器も明治期に製造され、第一次及び第二次世界大戦の戦火を乗り越えて生き続けるヴィンテージオルガンを用いて、新たにレコーディングが行われました。
福山さんは2020年より被爆クスノキの存在を未来へつなぐため、総合プロデューサーとして長崎市と共に「クスノキプロジェクト」を立ち上げ、被爆樹木の保全や苗木の育成、平和学習の支援などを通じて、命の逞しさと平和の尊さを伝える活動にも尽力しています。